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February 2007

February 28, 2007

清河暗殺-浪士組7,8,9

本所三笠町浪人屋敷で、林太郎と平助が、東帰後の江戸の情勢、攘夷熱について語っているとき、清河暗殺の一報がはいったという設定のようです。つまり文久3年4月13日です。この日の情景については、目撃者が多く明治を生きていますので、あちこちで語られています。泥舟が語ったところは以前に示しました。上山藩金子与三郎が登場します。あすでるか?

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February 25, 2007

石坂周造-浪士組5,6

浪士組東帰後の江戸での様子を述べています。攘夷の時代で、朝廷からお墨付きをもらって、横浜焼き討ち計画を準備中、文久3年4月15日決行予定。やっと石坂周造の名がでてきました。清河暗殺まで重要な役で、その後の新徴組には関与しないでしょうから、ここで紹介しておきます。

Ishizaka

Ishizaka2前川周治 石坂周造研究 昭和52年 2000円 三秀社

『浪士、石油を掘る』-石坂周造をめぐる異色の維新史-、日本図書館協会選定図書

共栄書房 1748円

が主要な参考書になります。ここを参照ください。日本で最初に石油事業を始めた方です。"石油"ということばも石坂が作ったようです。もちろん清河の教えがあったらしいことは知られています。
Ishizaka3前者の本に横浜焼き討ち計画の一章があり。現在の小説の情勢を知るに十分な資料となっています。


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February 23, 2007

馬場平助登場-浪士組3,4

やはり浪士組が江戸にもどったところでの話でした。馬場平助登場ですが。全然知らない人物です。JR日野駅から徒歩数分の場所にある八坂神社にある天然理心流奉納額に <奉献とあり、はじめに「天然理心流」、次に「近藤周助 藤原邦武」さらに「門人」と書き、次の名前が続きます。

井上松五郎一俊、佐藤彦五郎正俊、佐藤芳三郎信房、佐藤喜四郎信嘉、原孝之助胤正、井上源三郎一重、安西平助一徳、井上源五郎兵衛一武、中村忠三郎高正、田倉藤十郎義明、谷幸吉照好、高木長次郎安恵、日野万助義兼、古谷三之助義住、小島文五郎重輝、高木平次郎知衝、加藤亀吉光久

次に「発起」と上に右から書いてあり、馬場平助源武忠、中村太吉朗藤原満道、谷定次郎源政泰、谷七郎源晴国、佐藤東三郎藤原徳連、渡辺庄三郎藤原盛正、沖田惣次郎藤原春政、

そして次に高く嶋崎勇藤原義武とあって、最後にずっと高く「干時安政五戌午仲秋」と書かれています。>そこに馬場平助源武忠の名があるとのこと。また現在に日野市長が、この方の子孫と記載あり。

現在は浪士組東帰後の江戸の不穏な情勢の中にあるようです。

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February 21, 2007

沖田ミツ-浪士組2

Mituやっとミツさん登場で、本日の挿絵のようです。小山松勝一郎、新徴組のなかでは、p228-9に沖田家の人々の明治以降の動きが書いてあります。沖田林太郎も芳太郎も<貧窮の中で没した>とあります。ミツさんは満州にまでいきますから、先は長いです。どんなふうになっていきますやら。先の大河ドラマでは沢口靖子がやっていた役です。記憶に新しいところ。本日は沖田家の事情について詳述しています。

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February 20, 2007

北有馬太郎-浪士組1

Kitaarimaもう1冊同じ著者の労作をあげておかないといけない。<小高旭之 漂泊の志士 北有馬太郎の生涯 文芸社 2001 1600円>清河がお尋ね者になって逃げたあと、おれんさんに加えて多くの仲間たちが小伝馬町の牢へ入れられたが。その時代を生き延びたのが、池田徳太郎に石坂周造だが、そこで命を落としてしまったのが、西川練造北有馬太郎です。浪士組のはじまりの前のところでこの分厚い本は終わってますが、後の新徴組に関連する人物も登場しますので、必読の参考文献としてあげておきましょう。前にも書きましたが、森鴎外の<安井夫人>は、安井息軒のむすめ須磨子で、その夫が北有馬太郎です。本文中にもその名はでてきます。

小説の方は章が変わりました。いよいよ浪士組についてのべてくれるでしょうか?が、相変わらず林太郎さんがもの思いにふけってます。ここは江戸でしょうか?

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February 19, 2007

池田徳太郎-文久3年11,12,13

Ikeda
2月23日浪士隊が京へ到着のよるの清河発言に対して池田徳太郎がとった反応は、ここに書いてありますが、小高旭之さんが歴史読本2004年12月号の2つの記事の中で、その真相について、証拠をまじえて書いている。
   小高旭之 浪士組の実像ー清河らの通説を検証 歴史読本2004年12月号p162-167
小高旭之 池田徳太郎の素顔 歴史読本2004年12月号p168-173
後者に明治2年の池田徳太郎の家族写真がのっています。徳太郎の顔のみを引用しました。

Saitama同じ著者の<小高旭之 埼玉の浪士たち 浪士組始末記 埼玉新聞社 2004 1800円>にも同じ写真がのってます。この本は貴重な浪士組の記録であり、清河一派が召し捕りでいなくなったあと、残された浪士たちからしきりに上府を促す手紙がいったとある。しかし池田が再び江戸へくるのは、戊辰戦争以後のことになる。広島藩の神機隊を指揮したとあるので、へたをすると庄内に攻めていったかもしれない。明治以後新政府で要職につきますが、昔の仲間たちの家族へ援助してみたり、非常にいい人だったようです。

小説の方は沖田兄弟で木刀で試合をはじめています。ーあいかわらず先へ進みません。

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February 16, 2007

文久3年-9,10

引き続き、帰る帰らないやってます。さとけん小説の妙は会話にあるようなので、仕方ありません。清河なんてどうでもいい、なんて言っていますが、新撰組になる方々からみれば、そうでしょう。これから、さとけん新撰組が始まるのならいいのですが、これはさとけん新徴組ですから、清河八郎とその仲間たちにもしゃべらせてほしいところ。ここには山岡鉄太郎も高橋泥舟も、石坂周造、村上俊五郎、池田徳太郎、みなきているしね。安積五郎も藤本鉄石も近くで暗躍しているものと思います。美玉三平も(この年生野の変をおこしますが)いるはずですが。ーー新徴組のあらたなる登場人物はどのようなものになるんでしょう。ミツさんはとりあえず名前だけ登場。

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February 14, 2007

文久3年-8

引き続きdiscussion中です。なかなか先へ進みません。

新徴組人名録
浪士組の中に男にばけた女がいた話をはじめて知りました。中沢琴というそうです。netで検証している方もいました。 まったく同じ記載が別のところにもありました。こういうのがインターネットの特徴といえるでしょう。新徴組の中にもまだまだ知られざるおもしろい人物がたくさんいるに違いありません。

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February 12, 2007

文久3年ー7

わたしのタイトルは文久3年であるが小説の方は壬生です。残留浪士の新撰組成立過程の解説です。前述の清河年譜をみるとよくわかります。挿絵は林太郎の正面むきの顔。

この時期、藤本鉄石と安積五郎は京で別行動、4か月後の天誅組の変に参加。東西で示し合わせて蜂起という計画であったかもしれません。この時期、後に庄内藩とも関係のある西郷隆盛は島流し中。もうひとりの重要人物、伊牟田尚平も南の島に流されています。益満休之助はどうしているのでしょう。のちにかならずや登場することと思います。4月の清河暗殺へ向かってgoです。すべてはそこから始まるのです。

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February 11, 2007

横浜焼き討ち-文久3年-6

時間があったので前述の小山松勝一郎<新徴組>第1部 浪士組始末を読んだ。<浪士組上洛時234人、東下時209人。しからば25人はどうなったか>詳しく書いてありますが、<新撰組発頭人13人>もうひとつ池田徳太郎がここで清河から離れます。3月13日、東下時に佐々木、速見、高久、広瀬、永井、徳永、依田の7名が取締役並出役で、老中板倉から清河暗殺の密命がすでにでている。石坂周造村上俊五郎が清河を守っていたとある。<清河先生は横浜焼き討ちを考えているらしぜ>と本日の林太郎の言葉。で、挿絵は土方歳三。このひとたち、あんまり活躍しないと思いますが。どの清河本もこの横浜焼き討ち計画がででくるが、清河は攘夷が無理なことを知っていて、やめさせるためのに自分が死を選ぶことになるらしいのだが、この小説ではどう扱われるか。

Baku清河の生涯について書いた決定版は、
伊藤仁 <幕末疾風録>上下 筑波書房 1997 2000円
が、非常に詳しく、この横浜焼き討ちの事情にも詳しい。清河は高橋泥舟や山岡鉄太郎ら幕臣の友に大政奉還を説いていたようだ(実際の4年前に)これもずいぶん前に日本の古本やから購入。2年前に清河八郎記念館へいったとき、これを連載した公明新聞の切り抜きがあった。読むのなら、回天の門でもいいがこちらをおすすめします。

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February 10, 2007

文久3年3月12日-5

やっと現在の日があかされました。浪士組が江戸へ帰る前日でした。挿絵は今度は近藤勇。新撰組を並べて、まずは興味を引き、読者を獲得するのが目標かもしれません。近藤は話の本筋からはあまり関係ないかもしれませんね。ここで挿絵が池田徳太郎だったらなどと想像しちゃいます。<清河八郎の変節は、この才人の不可解な内側では、矛盾ひとつなかったとしても、やはり誠のない変節と責められるべきなのだ。>と書いてあります。清河がこの一世一代の大芝居で何をしようとしたのかは、謎なのです。本当に攘夷を実行しようとしたとは思えません。むしろ倒幕を考えていたんじゃないかとも思います。そのあとの天誅組挙兵での安積五郎の行動をみればわかります。

山形新聞はこの新徴組の保存用台紙をプレゼントと書いてあり、即応募しました。しかし30回分です。200−300回くらいの小説でしょうから、全然たりません。別売するつもりでしょうか。一応普通の一番大きいスクラップブックを使っています。通常の新聞小説は1ページに4回分はいりますが、活字が老人向けに大きく無理にいれて3回分しかはいりませんので、2回ずついれることにしました。

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運命の分れ道-文久3年4

文久3年2月23日の浪士組が京へついた夜の有名な清河八郎の発言のシーンです。清河八郎の最後のところの年表をチェックしておく必要があります。司馬遼太郎版、藤沢周平版のこのシーンは有名ですが、それに佐藤賢一版が加わったわけです。挿絵は浪士が集まっているところのようです。それを受けてどうしようかと兄弟で相談しているシーンのようですが。 きのうの清河八郎 の挿絵は浪士取扱役松平主税介の顔かと思いました。大河ドラマの影響かもしれません。

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February 08, 2007

清河八郎の顔ー文久3年3

第3回の挿絵は清河八郎でした。挿絵の顔は山形新聞でみてください。きょうは浪士組上京の顛末の解説。<回天の門>だとここはクライマックスですが、新撰組と新徴組では、物語のはじまりはじまり。林太郎は江戸に帰りたがっているようです。このへんにはわたしの好きな人物たちが総登場です。


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February 07, 2007

文久3年(1863年)-2

今日は沖田林太郎の出自があかされただけで進展はありません。登場人物の顔が挿絵です。
1. 沖田林太郎
2.沖田総司

その後の流れについて、知らないひとのために1つlinkを示しておきます。

沖田みつと庄内の道 U-zen

ついでに浪士組上洛の時の名簿をあげておきましょう。この名簿に主要な新徴組のメンバーがはいっているはずです。もちろん清河をはじめ虎尾の会のメンバー、後の新撰組のメンバーも顔をそろえていますね。

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February 06, 2007

文久3年(1863年)

1863年京都、八木邸。浪士組が京都にきてまだ新撰組ができていないころのようです。沖田 総司20歳と書いてあるので、1842年7月8日生まれにあいますが、沖田林太郎38歳は、文政10年(1827年)-明治16年(1883年)にあいません。調べた限りでは35歳ではないかと思います。佐藤賢一の作風とこれから新撰組と分かれた新徴組の歴史がマッチするのかどうか。少々疑問ですが。まず清河八郎に登場を願いたい。

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February 05, 2007

重要本の表紙2

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ついでに小山松勝一郎の重要本1冊を追加しておきましょう。

清河八郎 小山松勝一郎 新人物往来社 昭和49年 980円

これも日本の古本屋で購入、いくらだったか?今検索したら2冊あったが。いよいよあすから<新徴組>開始。今日の山形新聞夕刊には佐藤賢一のコメントがのっていた。また鶴岡タイムスの佐藤賢一の連載エッセイにもこのことが書いてあります。お楽しみに。ついでにあすはわたしの誕生日でした。いまさら年を1つあげたくもないが。

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February 04, 2007

重要本の表紙

Shinchou

Shinchou2

小山松勝一郎<新徴組> 国書刊行会  昭和51年  950円
小山松勝一郎、山崎利盛<庄内藩新整組> 十万苑 昭和61年 2000円

前者はとりあえず県立図書館から借りてきました。後者は前記で、4000円でした。


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February 01, 2007

新徴組2

ということで、さっそく小山松勝一郎著 <庄内藩新整組>を日本の古本やから探して、即getいたしました。大阪の古本やでした。実はこの本古本のnet検索はじめた初期からずっと探していたのですが、しばらく前に、楽天で発見したときには、誰かに先をこされました。今回は速攻でやっと手に入りました。わたしは<新整組>と新徴組はおなじものと思っていましたが、この本をちょっとみるとべつのもの。まだ小山松勝一郎著<新徴組>は日本の古本やではみたことがない、今度県立図書館でcheckしてきましょう。でも新整組も同時期の話で重要。ことしは、新徴組研究を1つのテーマといたしましょう。

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