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September 02, 2008

寺田屋事件

The Palmという雑誌があるが、その平成20年夏号の中の<郷原建樹  日本回天 第29回>寺田屋事件を扱っていました。その最後のところにおもしろい記述があるので引用する。

寺田屋に集結した義挙側の主力は誠忠組激派の薩摩藩士であったが、一人だけ薩摩藩士関山家の家臣を名乗る山本四郎という陪臣がいた。この山本は、伊牟田尚平と共にアメリカの通訳官、ヒュースケンを斬り、清河八郎の倒幕集団「虎尾の会」の創設メンバーで、本名を神田橋直助と名乗る人物であった。山本は尚平の要請に応じて脱藩し義挙に参加したのだが、彼の主な務めは、彼ら脱藩浪士のスポンサーである貿易商人、森山新蔵の年若い息子、森山新五左衛門の護衛であった。大蔵谷で逮捕監禁された尚平に代わって、徹底して守り抜かねばならないのに、新五左衛門は寺田屋で重傷を負わされ、しかも今回、切腹させられたのである。山本(神田橋直助)は新五左衛門が切腹させられたことを知ると、やにわに腰の刀を抜き、自分の腹に押し当てて自刃して果てた。身は陪臣であろうとも、薩摩士道に殉じたのである。

神田橋直助が寺田屋で切腹した顛末がここに語られている。この時期、伊牟田尚平も南の島へ流されている。篤姫にも、いずれ登場するはずですよ!

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