歴史に学ぶー加来耕三氏
加来耕三さんの歴史の話はおもしろい。以前土曜の朝八時頃、通勤の車の中で聞いていた加来さんの放送で妻は完全に加来さんのファンとなっていた。ことし二回目の山形での講演とあって、いい席をとろうと、昼をはやくすませ、開演30分まえからならぶことに。白板を使って読みにくい字で、日本で人気の3人の歴史上の人物(織田信長、坂本龍馬、諸葛孔明をあげ、その共通の特徴としてよくわからないところだと言っていた。その他いろいろな人物をとりあげたのがその白板に書いてあります。関ヶ原の時、なぜ引き返す東軍を上杉は攻めなかったか、それは上杉は昔、織田軍に攻められたときのように、籠城作戦をとっていて、あとから攻める力は残っていなかったと言っていた。NHKは次の龍馬より、2年後の江に期待をかけているといっていた。「日本人はドラマや小説で描かれている作られた歴史を見聞きしているうちに歴史がわかったような気になっている」「歴史は疑ってかかり、裏付けが取れているか立ち止まって考えることが大切だ」とのべた。
結論は白板に記した。
1)右手の法則、左手の原理(隠れている真実を見逃すな)
2)未発の発芽(物事には前兆がある。迷ったら原点に立ち返りブレを修正する)
そしてこれは白板に書きませんでしたが、口ではいっていました。
常に数字を重視する。(数字は嘘を言わない。)
「歴史に奇跡や偶然はありえない。
また、人間が、ある日突然飛躍したり、変身したりすることはありえない。
物事はすべて、成るべくして成り、起こるべくして起こる。」
なるほど。ほかのブログにも出てきますので、あちこちで同じ事をいってるようです。しかし、話はじょうずです。1時間半ひとを飽きさせない。
帰りは、加来さんの本の八文字屋がもってきた加来さんの本の即売サイン会になり、妻は坂本龍馬事典を買って行列にならび、握手してもらって、感激してました。
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